種類による長所短所
TB1eの軽量化と盗難対策にシークランプを変更してみた。もちろん見た目もすっきり引き締まる。交換作業は特に難しいこともない。
シートクランプは構造上、レバータイプとボルトタイプの2種類に別れる。それぞれに長所と短所があり、盗難リスクも変わってくる。
レバータイプ
レバータイプはTB1eはじめ多くの一般自転車で標準装備のタイプ。工具無しで手早く調整ができる。状況に応じてサドルの高さを変える競技用のマウンテンバイクでも使用されている。短所はレバーの分重量が重いことと、工具がいらない故に、盗難リスク『高』。
ボルトタイプ
ボルトタイプは固定力が高く軽量。取り付け、調整には工具が必要だが、盗難対策という意味では単純にデメリットだけとも限らない。盗難リスク『中』。
更に盗難対策するにはサドルにワイヤーロックなどすることになるが、当然重量も重くなる。
どこまでやっても絶対などないし、リスクと重量のバランスをどうするのか悩むところ。今回はボルトタイプにした。
パーツと工具
シートクランプ
「KCNC シートポストクランプ ロードライト , クランプ径31.8mm , チタン製ボルト」
本体はアルミニウム削り出し。クランプ径31.8mmを間違えると使えないので要注意。チタン製ボルトとクロモリ製ボルトのバリエーションがあるようだが、今回は軽量なチタン製にした。
TB1e標準装備の物が約46gに対し、こちらは約12g。地道な軽量化。
六角レンチ 4mm
「Wera 950SPKL/9SMN マルチカラーヘックスキーセット 073593」
持ち手が長いので力が入りやすく、手が痛くなりにくい。色分けされててサイズが分かりやすい。質感も良い。
取り付け
まずは標準装備のレバータイプのシートクランプを取り外していく。レバーを開いて、必要なら更に回転させて緩めてサドルを取り外す。
シートクランプは上からハマってるだけなので、十分緩めれば外せる。
交換するシートクランプを取り付けていく。
ボルトを緩めてとりあえずハメてみた状態。
サドルを差し込む。
サドルを調整して六角レンチ4mmで締め込めば完了。長いレンチの場合は力が入りやすいので、締め込み過ぎには要注意。