雨の日も風の日も稼働しなければならない配達員の必須アイテム長靴です。ざっくり『ゴム長』か『全天候型シューズ』かの二択になりますが、機能性と価格でいわゆる昔ならではのゴム長タイプを使用しています。
透湿性やフィット感、歩き心地など、快適性を追求するならゴアテックスのハイカットブーツの類になりますが、見たところ安くても3万円以上ととても高価で現実的ではありませんでした。それでも一度買えば5年、10年と使えればまだいいのですが結局靴は消耗品、まして仕事用となれば長持ちは期待できないのでずっとゴム長タイプを使用しています。
今まで使用してきた物のメリット、デメリットなどをまとめておきます。
【ギレオ】レインブーツ【563g】
- 【購入時価格】2508円(税込)
- 【サイズ】LL (26.5cm-27.0cm 幅3E)
- 【ソール素材】合成ゴム+EVA
- 【外装素材】ゴム
- 【重量】563g (両足)、そのうち中敷き22g (両足)
現在使用中の物。ペスカドールブーツ ショートからさらに700g以上も軽い。ここまでくると晴天時に履いているトレッキングシューズより軽い。劇的な軽量化といえる。
特徴的なのは上部の形状。表面がゴム、裏側が布のような生地でできている。購入したときは履き口を絞るヒモと留め具が付いていたが、使用しないので取り除いた。ヒモの通し口に金属のハトメ的な物も付いていたがラジオペンチで引っ張って取り除いた。
通勤などで長靴にズボンの裾を入れて使用する場合は、買ったそのままでヒモを使用すれば、履き口からの雨の侵入を防げるので良いと思います。
これまでのペスカドールブーツシリーズと比べて、足の甲の高さが低い。靴下やその日のむくみ方にもよるが、一度足の甲の一部が長靴の内側とずっと触れていた事があり、その時は群れてかゆくなってしまった。もうワンサイズ上げると足幅が大きくなりすぎるので買い直すか悩んだが、靴下を替えてたのと体重が落ちたので今は蒸れることは無くなっている。
中敷きはペラペラで少々心もとなく、必要最低限。試しに中敷きを抜いて1日過ごしてみたところ、歩き心地はよくはないが逆に内部の高さに若干余裕ができる為か、足の甲も裏も蒸れで困る事はなかった。
購入時には黒以外にも、白、グレーなど6色展開していたのも嬉しいポイント。
両足、中敷き込みで563g。
中敷き両足で22g。
LL (日本サイズ26.5cm-27.0cm 幅3E)
【モンベル】ペスカドールブーツ ショート【1309g】
- 【購入時価格】4490円(税込)
- 【色】ダークブラウン
- 【素材】アッパー:PVC(耐油配合)、ライニング:ポリエステル
- 【サイズ】27.0cm
- 【重量】1309g (両足)、そのうち中敷き76g (両足)
2番目に使用していた長靴。最初に使用していたペスカドールブーツのショートバージョンになります。長さがかなり短くなり、開口部は水平ではなく、前後がさらに短い形状。両足で約500g軽くなったのは大きなメリット。
しかし短くなり過ぎた。自転車のペダルを漕いでいてひざが一番曲がった時に、長靴の上にかぶせて履いているレインウエアの裾から長靴の上部が少し出てしまう。そこそこの雨ならいいが大雨の時の稼働では浸水してしまい使用できない。近所に買い物に行くなど、ひざをあまり曲げないで行動する際には良いアイテムだと思います。
ペスカドールブーツ同様、ラインナップに黒がほしかった。
両足、中敷き込みで1309g。
中敷き両足で76g。
日本サイズ、27.0cm。
【モンベル】ペスカドールブーツ【1797g】
- 【購入時価格】6270円(税込)
- 【色】ネイビー
- 【素材】アッパー:PVC(耐油配合)、ライニング:ポリエステル
- 【サイズ】27.0cm
- 【重量】1797g (両足)、そのうち中敷き74g (両足)
最初に使用していた長靴。いわゆる昔ながらのゴム長タイプ。一言でいうなら質実剛健。生地に厚みがあり、大雨の中稼働していても浸水する不安は全くない。中敷きは少しだけ厚みがあり必要十分。
本体の内側も中敷きも布張りになっていて、開口部も広目。動いていれば開口部から換気するので、意外と蒸れで困ることは無かった。
ただし丈夫な反面、非常に重いのが最大のデメリット。
縦の長さがとても長い。サドルを一番下げて自転車に乗っていると、ペダルを漕いでるひざが90度以上曲がるときに、長靴の上部が太もも裏の方に当たってしまう。これはガーデニングなどでしゃがむ時も同様だと思うので、縦の長さはもう数センチだけ短いと良かったかなと思います。
そのほか個人的にはラインナップに黒がほしかった。
両足、中敷き込みで1797g。
中敷き両足で74g。
日本サイズ、27.0cm。