チェーンとギヤを清掃する前段階として、フロントに取り付けてあるカバーを取り外します。
そもそもこのカバーの意味としては、ズボンの裾等が汚れないようにと付いてるものと思われます。私の場合TB1eは完全に仕事用なので、乗るときは必ず裾のすぼまった自転車専用のパンツを履いています。駆動部の保護の意味合いもあるかと思いますが、毎日室内保管をしているので長期間雨風にさらすこともありません。
そのためあくまで私の場合はですが、このカバーは不要と判断しました。取り外すだけで162gの軽量化。注油、清掃もしやすいのでカバーは外したままで使用しています。
しかし例えばスーツで通勤、制服で通学するような方の場合は裾が汚れる可能性があるので、カバーは取り付けたまま使用するのが良いと思います。
工具
プラスドライバー #2
Wera プラスドライバー 2×100 008720
先端のすべり止め加工でしっかり噛んでくれるのでネジに力が伝えやすく、ネジ山をなめにくい。
作業工程
横と下部前方の2箇所のネジを取り外します。今回は撮影もしやすいようにTB1eを逆さまにしてから作業しました。屋外など、スペースがあれば横倒しでも作業できます。
プラスドライバー#2で外します。
カバーのこの部分、気が付いたら割れて折れていました。プラスチック製のカバーは硬くて柔軟性がなさそうなので通常の振動、衝撃で壊れてしまった様子。
ネジを取り外した。中に水とか砂とか入ってもよくなさそうなのでネジだけ戻すことにしました。
穴を塞ぐためにネジだけ締めていきます。
ネジを締めました。
車体下部の2本あるネジのうち、前方のネジを外していきます。
ネジを外しました。ここのネジは取っ払ってしまいます。
横と下部前方の2箇所のネジを外したので、カバーを外すことができます。
カバーを外した状態。私はこのまま使用しています。
外したパーツ。
カバーとネジ1個で162gの軽量化。