タイヤ交換等で外したTB1eの後輪をフレームに取り付ける。まずは外したパーツを確認。
パーツ
取り外したパーツ
上段が車体左、ローラーブレーキ側。下段が車体右、チェーン、スプロケット側のパーツ。
インナーエンドキャップ ブレーキケーブル用
取り外したインナーエンドキャップは使い捨てタイプなので、ブレーキケーブルの末端処理をこちらに付け替える。使い捨てではなく繰り返し使えて、取り付けに工具不要で、色も選べるのが魅力。お手軽なドレスアップパーツ。ブレーキケーブル用とシフトケーブル用があるので間違えないように注意。
通常のインナーエンドキャップでいくならこちらを使用。毎回使い捨てになるタイプ。
工具
ラチェットレンチ10mm
weraの工具は色分けされているので作業するのに余計なストレスが無い。もちろん作りもしっかりしているので好んで使っている。基本こちらのラチェットレンチを使用。
スパナ10mm
10mmをボルト側とナット側の両面で使用する場面があるのでその際に使用する。
ラチェットレンチ15mm
ホイールの軸に使用する。
プラスドライバー2番
ドライバーとしてではなく、チェーンの着脱に使用する。ドライバーを使用しないで手で着脱する場合はゴム手袋が必要になる。
工程
逆さまのフレームに後輪の軸をはめる
後輪を取り付けていく。
はめる前にローラーブレーキ側にワッシャーを入れておく。
チェーンをかけていく。
縮んでるテンションプーリーを持ち上げてチェーンをたるませる。
たるんだチェーンをドライバーで引っかける。
チェーンを一番小さいギヤにかける。
金属プレートをこの向きで入れる。
フレームにはめていく。
右 チェーン、スプロケット側
ディレイラーガードをはめる。
泥除けをはめる。
ワッシャーとナットをはめていく。ワッシャーには向きがあるので注意。
ツルツルの面がナット側、ギザギザの面が本体側。
15mmで締めていくが、後で調整するのでまだ仮止め。
左 ローラーブレーキ側
ノーマルのサイドスタンドを使用している場合は先にサイドスタンドをはめてから、泥除けをはめる。次にワッシャーとナットを取り付けていく。ワッシャーの向きに注意。
ツルツルの面がナット側、ギザギザの面が本体側。
15mmで締めていくが、後で調整するのでまだ仮止め。
フレームに固定している箇所を取り付けていく。手前のボルトも裏のナットも10mm。片方をスパナで固定してもう片方をラチェットレンチで緩めていく。表裏どっちがどっちでもやりやすい方で良い。こちらも後で調整するのでまだ仮止め。
ボルトはプラスドライバーでも回せるが、サイズは恐らく3番。以前2番で固く締めようとしたらなめ気味になってしまった。それ以来スパナとレンチを使用することにしている。
ここで後輪の取り付けを調整する。車体を上から見て後輪が真っ直ぐになるように調整して、軸の左右と、ローラーブレーキの3箇所を本締めする。
ローラーブレーキのワイヤー
ブレーキワイヤーを取り付けていく。
ここは手で回せる。
後から調整できるようにボルトは最後まで締めておく。
ブレーキワイヤーを固定パーツに通す。
後ろの金具も通す。
金具を持ち上げてブレーキワイヤーを引っ張りながら固定していく。
10mmで締める。
ブレーキワイヤーの切断面にインナーエンドキャップを取り付けるが、今回はKCNCのスレッドロックインナーキャップを取り付ける。
従来の使い捨て型インナーエンドキャップならこちらを使用。プライヤーの根本等でしめて取り付ける。
緩めたケーブルをブレーキ用スレッドロックインナーキャップにワイヤーを奥まで差し込む。
奥まで差し込んだ状態でネジを締め込めば取付完了。工具も不要で非常にらく。
最後両側とも忘れずにキャップを取り付けて完了。お疲れさまでした。