
配線が断線したTB1eの非電動アシスト化を進めていく。今回は不要となった配線を取り外していく。244gはスマホや10000mAhのモバイルバッテリーよりも重たい重量。まぁまぁの軽量化になる。
※本記事はチェーンカバー、左右のクランクを取り外してからの作業。
パーツと工具

プラスドライバー#2
Wera プラスドライバー2×100 008720
サイズ2番、軸長100mm。1番よく使うサイズ。先端のすべり止め加工でしっかり噛んでくれるのでネジに力が伝えやすく、ネジ山をなめにくい。
絶縁テープ
3M スコッチ 電気絶縁用ビニールテープ 117 黒色 38mmX20m
外した配線の保護に使用。
ハサミ
絶縁テープのカットに使用。
ニッパー
パークツール(Park Tool) ニッパー SP-7
結束バンドを切断する際に使用。クロモリ鋼のニッパー。今回は用途に対して大振りだが、それでもハサミを使用するより結束バンドを切りやすい。
マイナスドライバー4.0
Wera ステンレス マイナスドライバー 4.0×100 032003
刃幅4.0mm、軸長100mm。スタンダードなサイズのマイナスドライバー。先端のすべり止め加工でしっかり噛んでくれるのでネジに力が伝えやすく、ネジ山をなめにくい。
今回は外す配線が硬かった場合、補助的に使用。配線が硬くなく、すんなり外れれば使用する必要はない。
作業工程
取り外し クランク側カバー

本体を逆さまにして作業を進めていく。

金属部分のシール。

プラスドライバー#2で外していく。

ネジを外した。

これでカバーを外すことができる。

カバーを外した。

取り外し フロント側配線


2箇所のネジをプラスドライバー#2で外していく。

外した。これでカバーを外すことができる。

カバーを外した。

配線をフレームに固定している結束バンドをニッパーで切っていく。

結束バンドを外した。次に前輪と繋がっている配線を2個所外す。

外した。

前輪側の配線を、絶縁テープで保護しておく。

前輪の配線をしまって、カバーを戻していく。

2箇所のネジをプラスドライバー#2で締める。

締めた。

シフトケーブルとまとめていた結束バンドも切って行く。

これで配線が引き抜けるようになった。
取り外し クランク側配線

フレームから出ている配線3箇所を外していく。

外しにくい場合は、マイナスドライバーを使用すると外しやすい。

配線を3箇所外した。

本体側に残った配線3箇所は、絶縁テープで保護しておく。

外した配線を、フレームのクランク側から引き抜いていく。

配線を引き抜いた。これでフレームの中を通るのはシフトケーブルとブレーキケーブルの2本だけになった。
取り付け クランク側カバー

カバーを取り付けていく。

ネジをプラスドライバー#2で締める。

ネジを締めた。これで作業完了。

配線を取り外したことでハンドル周りがスッキリしてきた。
外したパーツ

外した配線。
- ヘッドライト
- メインスイッチ+リアブレーキ回生充電
- 前輪モーター

重量は244g。