【tb1e】チェーンガードの取り外し、取り付け

【tb1e】チェーンガードの取り外し、取り付け

※このTB1eは2025年2月に経年劣化で配線が断線し、以降はアシスト機能無しで乗っています。

チェーンガードを取り外して走行してみた結果

フロントのチェーンリングからチェーンが脱落しないように取り付けてあるチェーンガード。

このチェーンガード、なければメンテナンスもしやすくなるし、チェーンリングの摩耗の状態も見えるようになるし、わずかでも軽量化にもなるし、実はずっと外したかった。

今回チェーンガードを取り外した状態で1週間ほど稼働してみましたが、結果的には厳しかったです。

ちょっとした段差ですぐチェーンが外れるようになりました。わずかな薄い段差でも外れるときは外れます。外側にも内側にも外れます。

このTB1eはもう4年目なので、ディレイラーのテンションプーリーのスプリングが弱ってるのも一因としてあると思います。

段差とギヤチェンジのタイミングをずらすようにしたり、段差に対して車体を真っ直ぐにするように意識したり、デコボコした路面は真っ直ぐゆっくり走るようにしたり、色々と試したみたのですがどうしても1日平均1回は外れました

そのたびに車載工具のドライバーを使って、なるべくチェーンが手に触れないようにチェーンリングに掛け直し、その後ティッシュで工具と若干手にも付いたチェーンオイルを拭き取る、という流れ。

趣味や日常の足として乗るならまだ許容範囲かも知れませんが、ウーバー配達員として毎日仕事に使うとなると、こんなことにずっと気を遣ってる訳にはいきませんでした。

見た目的にも外した状態の方がメカメカしてて好きだったのですが、おとなしくチェーンガードを取り付けることにしました

ロードレーサーなどにはチェーンリングは付いてませんがあれはつまり、フロントディレイラーがチェーンの脱落防止機能も兼ねていたようです。

TB1eはチェーンリングが1枚なのでフロントディレイラーはありません。だからやはりチェーンガードが必要になるのですね。

※この記事はチェーンカバー右クランクを取り外してからの作業工程になります。

工具

カートリッジ ボトムブラケット工具

シマノ(SHIMANO) TL-UN74-S カートリッジ  ボトムブラケット 工具 Y13009073

チェーンリングを取り外す際に使用する特殊工具。

モンキーレンチ

パークツール アジャスタブルレンチ PAW-12

開口寸法最大38mm、全長約30cmの大きなモンキーレンチ。上記のTL-UN74-Sを回す際に使用。

グリス

シマノ(SHIMANO) ルブリカント プレミアムグリス 100g

色々な場所に使用するプレミアムグリス。今回はチェーンリングの取り付け時に使用。

プラスドライバー#2

Wera プラスドライバー2×100 008720

サイズ2番、軸長100mm。1番よく使うサイズ。先端のすべり止め加工でしっかり噛んでくれるのでネジに力が伝えやすく、ネジ山をなめにくい。

作業工程

取り外し チェーンリング

※チェーンカバー、クランクの取り外しは別記事で

チェーンカバー、右クランクを取り外したら次に、チェーンリングを取り外していく。

シマノ(SHIMANO) TL-UN74-S カートリッジ  ボトムブラケット 工具 Y13009073を使用して、固定具を外していく。

構造上、噛み合う部分が非常に浅い。

パークツール アジャスタブルレンチ PAW-12で回して外していく。はまりが浅いので、チェーンリング側に押さえつけながら回すことになる。本体を横倒しにできるのなら、その方がやりやすいかも知れない。

固定具を外した。

チェーンリングを軸から引き抜いた。

取り外し チェーンガード

取り外したチェーンリング。チェーンガードが取り付けてある状態。写真はネジの見えるクランク側。

固定ネジ5本をプラスドライバー#2で外していく。

固定ネジ5本を外した。

クランク側を外した。

チェーンリングを外した。

外したパーツ

チェーンガード本体。左がフレーム側、右がクランク側。

“Prowheel”(プロホイール)の刻印。

裏側。左がフレーム側、右がクランク側。

フレーム側、裏側の刻印。”9608-40T 1″

クランク側、裏側の刻印。”9606-40T 2″

チェーンリング。刻印がある方がフレーム側。

“38T CRG711 SRSUNTOUR 2 1”

チェーンリング。刻印の無いクランク側。

取り付け チェーンガード

フレーム側(ネジの受け側)。

ネジ穴の位置を合わせてチェーンリングの乗せる。刻印の無い面が上。

ネジ穴の位置を合わせてチェーンガード(ネジを差し込む側)を乗せる。

固定ネジ5本をプラスドライバー#2で締めていく。

こういう時は隣り合ったネジを1本1本順に締め込んでいくのではなく、対角線上のネジをバランスを見ながら少しずつ締め込んでいく。

この時トラブル。ネジの受け側が1箇所バカになっていた。少しずつ締め込んでいたが、硬くなっていく感触も全く無く空回りした。おそらく元々ぎりぎりで留まっていたのでしょう。このネジは今回初めて触ったので、購入した時すでに異常な状態だったと思われます。

チェーンガードは樹脂製。ネジ穴の修復の仕方は何かしらあると思うが、今回はこの1本は外しておいて、残りの4本のみで固定しておきます。

4本のみで固定。

取り付け チェーンリング

チェーンガードを取り付けたチェーンリングを本体に取り付けていく。

取り付ける部分には、固着防止のためプレミアムグリスを塗布する。

チェーンリングにチェーンを掛けてから、軸にはめる。

チェーンリング固定具の取り付け部分にもプレミアムグリスを塗布する。

固定具を軸に手で回しはめた。

シマノ(SHIMANO) TL-UN74-S カートリッジ  ボトムブラケット 工具 Y13009073を使用して、固定具を締めていく。

構造上、噛み合う部分が非常に浅い。

パークツール アジャスタブルレンチ PAW-12で回して締めていく。はまりが浅いので、チェーンリング側に押さえつけながら回すことになる。本体を横倒しにできるのなら、その方がやりやすいかも知れない。

固定具を締めた。

このあと、右クランクを取り付けていく。

※クランクの取り付けは別記事で

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