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※このTB1eは2025年2月に経年劣化で配線が断線して以降、アシスト機能無しで乗っています。
シフターを交換した際、ノーマルのゴム製グリップをいったん取り外したのだが、これがなかなか面倒な作業だった。TB1eも4年を超えたので、新しいきれいなグリップへと変更した。今度は固定がボルト式なので着脱がメチャクチャ楽になる。
この作業の悩みどころは、ノーマルのゴム製グリップの取り外し方。今回は、失敗した方法、成功した方法、採用しなかった方法すべてを記録しておきます。結論としては、『熱湯+真空断熱タンブラー方式』に落ち着きました。
ちなみに、取り外したゴム製のグリップを再度使用したい場合は、鍋で5分間ゆでると柔らかくなって取り付けられます。
パーツと工具
グリップ
Funn ホールショット(Holeshot)
- 長さ:130mm
- 内径:22.2mm
- 外径:31mm
- 重量:110g(実測値)
グリップ親指側1点のみのボルトロック方式。3mmの六角レンチ1本で着脱可能。本体に合わせてブラックを選んだが、カラーバリエーションが豊富で12色展開。
外から見える部分は、取り付け部分のみ金属。グリップ本体は一体のゴム製。部屋の中や外で、壁や何かに当たっても傷付かないように、グリップエンドまでゴム製の物にしたかった。
左右それぞれがノーマルグリップより1.7cm長い。ハンドルバー上の、スマホホルダーなどの取り付けスペースは狭くなるので、レイアウトの見直しは必要になってくる。
ノーマルグリップより大幅に長くなったが、重量は41g軽くなった。
握りやすくする為か、グリップに出っ張りがあるのだが、どの位置にしたらいいのか正解がわからない。一応、公式の画像では、ロゴが真上辺りに来ていました。ボルトロック方式だとあとからいくらでも修正できるので助かる。
ガチガチに硬いノーマルグリップから交換したこともあり、グリップ部分の弾力を確かに感じられる。反面、柔らかい素材ゆえに、耐久性は低そう。2か月ほど使用したあたりで、すでに一部摩耗していることに気が付いた。
それでも、特に高価なパーツでもなく、今後は交換も手間ではないし、この軽さと見た目のかっこよさは満足度高いです。
六角レンチ3mm、5mm
Wera 950SPKL/9SMN マルチカラーヘックスキーセット 073593
3mmは新しいグリップに使用。5mmはブレーキレバー、シフターに使用。
色分けされていて管理しやすく、長めなので力が入りやすい。
プラスドライバー#2
Wera プラスドライバー2×100 008720
ハンドルバー周りのリフレクター、ベルに使用。
先端のサイズ2番、軸長100mm。1番よく使うサイズ。先端のすべり止め加工でしっかり噛んでくれるのでネジに力が伝えやすく、ネジ山をなめにくい。
失敗&不採用の外し方
まずは試行錯誤の記録と見解。結論としては『熱湯+真空断熱タンブラー方式』に落ち着いたので、そちらは『作業工程』の方に後述。
パーツクリーナー

「グリップ交換」で検索するとよく出てくる方法。AZなどの、ゴム対応、遅乾性のパーツクリーナーを使用する。グリップとハンドルバーの間にスプレーを吹き込んで取り外す。取り付ける時は、グリップの内側にスプレーし濡らして、ハンドルバーにはめる。
ただしこれは、ゴムがまだ柔らかい場合。劣化して硬くなっていると、パーツクリーナーのプラスチックノズルがそもそも入らない。小さい六角レンチや精密ドライバーを使用して、なんとかノズルをねじ込もうとしたが、ノズルの方が曲がって、折れてしまいそうになり断念。古く硬くなったゴム製グリップでは無理でした。ハンドルバーにも傷を付けてしまった。
試しに、熱湯で外して1時間経ったグリップを、パーツクリーナーで着脱してみると、まだ少し柔らかさが残っていたので、付けるも外すも出来ました。しかし次の日、丸1日経ってしまうと、元通り硬くなって無理でした。
余談ですが、通販でスプレー缶を購入する際は、基本的に手渡しとなるそうです。危険物にあたるという事で、自宅や近所の宅配ボックスで受け取ることが出来ない。どうしても家に居なければいけない物なら、あまり使用しないようにして、なるべく購入を避けたいところです。
ドライヤー+真空断熱タンブラー

グリップに真空断熱タンブラーをすっぽりかぶせて、隙間からドライヤーの温風を送る。真空断熱タンブラーは500ml以上入る大きな物。通常のタンブラーと違い、中を温めても外側は熱くならない。1200Wのドライヤーで5分間温風を送り続けたところ、グリップが高温になり、取り外すことができた。最初にやった時はうまくいった。

しかしこの外し方を2度目にやった際、今度は誤ってタンブラーの中にシフトレバーが入った状態で温めてしまい、一時溶けてフニャフニャに。慌てて手で形を整えて、冷えると固まったが、指紋の痕の付いたいびつな形になってしまった。交換したばかりの新しいシフターだったのに。
あとたぶん、半密閉状態のタンブラーにドライヤーを突っ込んで使用するのは、ドライヤーのモーターに負担が掛かって良くなさそう。その為、この方法は推奨できません。
カッターナイフ
ゴム製のグリップに、カッターで切れ目を入れて取り外す方法。当然ながらこれは、元のグリップをもう使用しない場合。
再利用しないなら1番簡単と言えば簡単だが、カッターでハンドルバーを傷付けないように注意が必要。グリップをうまいこと薄皮1枚残して切れ目を入れて、あとは手の力で剥ぎ取れば傷付けずに済みそう。ただし、劣化硬化したグリップではなかなか硬くて大変そうではある。
今回は熱湯で外れたので、フレームを傷付けるリスクのあるこの方法は採用せずに済みました。
作業工程
グリップ取り外し準備

まずはハンドルバーに取り付けてある物をいったん緩めて、グリップから遠ざける。

右側から。スマホホルダーはいったん取り外しました。

シフターを六角レンチ5mmで緩める。

同じく六角レンチ5mmでブレーキレバーを緩める。

中心の方にずらす。
その他にも何か取り付けていたら、いったん取り外すか、中央に寄せておく。

次に左側。

ベルをプラスドライバー#2で緩める。

ブレーキレバーを六角レンチ5mmで緩める。

中心の方にずらした。

これでグリップ周りが作業しやすくなった。
ノーマルグリップ取り外し(熱湯+真空断熱タンブラー)

横倒しにします。

真空断熱タンブラーにグリップがすっぽりと収まるように位置を調節します。

やかんで沸騰させたお湯を注ぎます。
※倒したりこぼしたりしないよう注意

グリップ全体が熱湯に浸かるようにします。何分待つかはその時の気候にもよりますが、今回は5分間で外せました。まだ硬くて浸け時間を延長する場合は、どうせなら熱湯を入れ替えるとより早いと思います。
※引っ張って取り外す際は、グリップが非常に熱くなっているので要注意

グリップを取り外した。
この作業を左右両方行います。
グリップ比較

取り外したノーマルグリップ、151g。

今回使用する新しいグリップ、Funn ホールショット(Holeshot)、110g。
ノーマルより41g軽い。

ノーマルグリップ長さ、11.5cm。

Funn ホールショット(Holeshot)長さ実測値、13.2cm。

コロっとしたフォルムでテカった質感のノーマルグリップに対し、艶消しブラックで直線的なデザインのFunn ホールショット(Holeshot)。一見似たような色のグリップだけど対照的。
ノーマルグリップより1.7cm長い。ハンドルバーのスペースが狭くなるし、ノーマルの長さで十分だったのだが、ボルト1点留めで、グリップエンドまでゴム製の物で探すと、長い物しか見つからなかった。それを差し引いても、軽さと見た目は大満足。
グリップ取り付け
グリップが長くなった分、ハンドルバーの空きスペースが狭くなるので、アタッチメント関係の取り付け位置は必要に応じて調整することになります。

Funn ホールショット(Holeshot)を取り付けていく。まずは右側から。
ハンドルバーに差し込んで、角度を決めて、六角レンチ3mmで締める。グリップの角度は自分が握りやすければ何でも良いと思います、参考までに一応、公式の画像ではロゴが真上に来てました。

ブレーキレバーをグリップの隣に移動し、六角レンチ5mmで締める。

シフターをブレーキレバーの隣に移動して、六角レンチ5mmで締めます。
リフレクターは色々悩んだ挙句、今回はシフター隣に取り付け。プラスドライバー#2を使用。

次に左側。
Funn ホールショット(Holeshot)をハンドルバーに差し込んで、角度を決めて、六角レンチ3mmで締める。

ブレーキレバーをグリップの隣に移動して、六角レンチ5mmで締める。

今回ベルはブレーキレバーの隣に移動した。プラスドライバー#2を使用。この辺も今後必要に応じて、取り付け位置を調整していく。

右のスマホホルダーを外したままですが、これでグリップ交換作業完了です。
お疲れさまでした。

