新品のウバッグを組み立てたところで次に調整、末端処理、そして不要な部分を取り除き軽量化していく。ただし、2年ほど配達員をしてきた結果、あくまで”私にとって不要な箇所”になります。縫い付けてある箇所は今回、裁縫用の裁ちバサミで切り取りました。普通のはさみやカッターでも可能だとは思いますがくれぐれも怪我のないよう注意して下さい。
前面ポーチ等の取り外し
ポーチ自体はベルクロでくっついてるだけなのでそのまま外す。
前面のバックル、金具類を取っていく。
右肩側バックル取り外し。
左右をつなぐ部分取り外し。小柄だったりなで肩の方は残しておいた方が良いかも知れない。
左肩側のパーツも取り外し。写真では残っているが金具ものちに取り外した。
ストラップの調整
ストラップの位置を決めて余った部分をまとめていく。このバッグは2個目なので、前のバッグのサイズを測って同じにした。もしも初めて使用する場合はしばらく使用してサイズ調整が固まってから末端処理をした方が良い。
余ったストラップを上に折り返して、上のバックルに通す。
バックルの横の穴を通して下へ。
下から上に戻して輪を通す。ストラップの余り具合によっても処理の仕方は変わってくるが、私の場合はこれで丁度いい具合に収まった。
右肩側が完了。
同様に左肩側も処理する。
底面の処理
底面の処理をしていく。底面のストラップ類や金具はおそらく、荷台に取り付けて使用する際に固定するためのものだと思われる。なので背負って使用する場合には不要になる。
しかし毎回地面に置くことになるのである程度強度が要る。今回は地面に接する箇所は形を整えるにとどめて、底面の補強のため残すことにした。
前後の下部2箇所ずつ付いている金具は取り除く。こちらはロゴ側。
背負う側も取り除く。
底面のストラップの形を整えていく。
ベルクロを剥がして引っ張ってバックルを詰める。
バックルを外して、ストラップを凸の上から下に通す。
ストラップを右側に逃がしてバックルをはめる。
長すぎるストラップをバックルに上から巻いていく。
バックルの上から巻いて下を通す。
ゆるくならないように形を整えながらきっちり引っ張って1周目。
2周目。輪っかはまだ引っ張らないで残す。
2週目の輪っかに最後ストラップを通して締め込む。
各手順でしっかり形を整えて締めこんでいればここでベルクロ凸がちょうどいい長さになる。
ベルクロ凹にベルクロ凸を貼り付けて完了。
これを4箇所やる。
ゴムストラップ
背負う側のこのゴムストラップはおそらくたたんだ時用なので不要。
取り除いた。
完了
これでひと通りの作業が完了。
見た目にも非常にすっきりした。
軽量化の結果
今回は明らかに不要な部分のみを取り除いた。
146gの軽量化。本業配達員にとってこれは大きい。