【TB1e】Vブレーキワイヤー交換【フロントブレーキ】

【TB1e】Vブレーキワイヤー交換【フロントブレーキ】

Vブレーキのワイヤーが切れてきたので交換。ブレーキワイヤーはインナーとアウターの二重構造。アウターケーブルに問題はなさそうなので、インナーケーブルだけ交換する。

今回インナーケーブルに何も塗布しなかったが色々調べたところ、アウターケーブルに触れる箇所にシマノのケーブルグリスを使用すると引きが軽くなり、サビ防止にもなり良いらしい。なので一緒に載せておきます。

パーツと工具

ブレーキインナーケーブル

シマノ ブレーキインナーケーブル MTB 2050mm Y80098210

安定のシマノ製ブレーキインナーケーブル。

ケーブルカッター

パークツール プロフェッショナルケーブルカッター CN-10

ブレーキワイヤーの硬さは普通のニッパーでは無理なのでケーブルカッターが必要になる。長く使う為しっかりした物がほしかったのでアメリカの自転車工具メーカー、PARK TOOL(パークツール)の物を選択。

六角レンチ 5mm

Wera 950SPKL/9SMN マルチカラーヘックスキーセット 073593 ミリサイズ1.5~10.0

サイズごとに色分けされていて管理しやすく、長さも長めで力が入りやすい。

プラスドライバー #2

Wera プラスドライバー 2×100 008720

Vブレーキシューの調整に使用。先端のすべり止め加工でしっかり噛んでくれるのでネジに力が伝えやすく、ネジ山をなめにくい。

インナーエンドキャップ ブレーキケーブル用

KCNC スレッドロックインナーキャップ ブレーキケーブル用

ブレーキインナーケーブルに付属の物を使用してもいいが、見た目の好みでこちらを使用。使い捨てではなく、付け外しが可能。

※インナーケーブル用グリス

シマノ ケーブルグリス 50g Y04180000

今回インナーケーブルに何も塗布しなかったが、アウターケーブルに触れる箇所にシマノのケーブルグリスを使用すると引きが軽くなり、サビ防止にもなり良いらしい。購入したので次回交換するときに試してみる。参考までに。

作業工程

取り外し

Vブレーキのインナーケーブルの束の1本が切れて千切れ始めている。インナーケーブルを外していく。

六角レンチ5mmで固定ボルトを緩める。

固定ボルトからインナーケーブルを外した。

インナーケーブルをアウターケーブルから抜くために、ケーブルカッターを使用してインナーケーブルを切断する。

インナーケーブルを切断した。

カバーを外した。

右ブレーキレバー側を外していく。調整ネジは締めこんでおいて、張り終わったあとに調整する。

調整ネジと調整ナットを回転させて、レバーの前側のスリットと合わせる。

レバーを握って、ケーブル末端部を引っ張り出す。

末端部はレバーにハマったまま、インナーケーブルをスリットから取り出す。

次に末端部をレバーから外す。末端部を水平にしたら下方向に抜ける。

外したブレーキインナーケーブルとブレーキアウターケーブル。

アウターケーブルから抜いたインナーケーブル。

取り付け、調整

今回取り外したアウターケーブルに問題は無さそうなので再利用する。アウターケーブルに新しいインナーケーブルを通していくがその際、インナーケーブルのアウターケーブルと触れる部分にケーブルグリスを塗っておくと引きが軽くなり、サビ防止にもなり良いらしい。

末端部を右ブレーキレバーにはめていく。末端部を水平にして下から差し入れる。

末端部をハメた。

ケーブルを引っ張って末端を収納する。

アウターケーブルを元の通り通していく。

アウターケーブルをVブレーキのパーツにはめて引っ掛ける。

カバーを通す。

インナーケーブルを固定していく。このときインナーケーブルの固定する箇所にグリスが付着していたら、拭き取ってから作業する。

インナーケーブルを引っ張りながら、固定ボルトを六角レンチ5mmで締める。

ブレーキシューの位置を調整する。プラスドライバー#2で左右のスプリング調整ネジを回して合わせていく。ネジを締めるとホイールとの隙間は開き、緩めると隙間は狭まる。

両側のバランスを見ながら調整する。

調整したら余ったインナーワイヤーをケーブルカッターを使用して適当な長さで切る。今回は測ったら7cmだった。

切った。

切断したインナーケーブルの末端にインナーエンドキャップを装着する。付属の物を使用してもいいのだけど、見た目の好みでKCNC スレッドロックインナーキャップ ブレーキケーブル用を使用しています。こちらは使い捨てではなく、付け外しが可能。

以上で交換作業終了です。お疲れさまでした。

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