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※このTB1eは2025年2月に経年劣化で配線が断線して以降、アシスト機能無しで乗っています。
モーターの付いたノーマルの前輪『27×1-3/8』一式を、別の『700×32C』一式と交換します。
これまでTB1eの電動アシスト機能を段階的に取り外してきた。これまでパーツを色々取り外してきておよそ-3,920g。あとはモーターとトルクセンサー。今回は念願だった、モーターの取り外し。もろもろ差し引きで、今回はおよそ-2,188g。おそらくこれが非電動化の最終ステップ。
ホイール自体もVブレーキによって大分すり減っているので、どのみち交換する必要がありました。この機会に、ノーマルの『27×1-3/8』サイズから、色々と選択肢が広がる『700C』規格に変更。直径が『27インチ=68.58cm』から、『700C=70.0cm』へと少し大きくなるので、Vブレーキシューの位置は調整する。
今回のホイール、タイヤの幅は28C~38Cまで対応するそうだが、今回は元とあまり変わらない32Cにした。幅は『1-3/8インチ=3.492cm』から『32C=3.2cm』なので、少しせまくなった。
交換した感想。
意外と持ち上げてみてもそれほど違いを感じなくて、それよりも停止から走り出すときが一番、軽さと推進力の向上を感じます。前輪タイヤが細くなったのは特に違和感ありません。
ただ、空気圧がかなり高くなったので、道路の端を走っていて細かい段差があると、今までなら乗り上げてもそのまま走行できていたような段差も、タイヤが硬すぎるせいか、弾かれるようにずり落ちてしまいます。
段差を避ければいいだけなのですぐに慣れましたが、最初はハンドルも取られて戸惑いました。ロードレーサーに乗ってる方々はもっと細いタイヤでもっと早いスピードで走っているのだから凄い世界。
本当に念願だったこの作業。無事にできて良かったです。可能なら後輪も700Cにできたらと思います。
※トルクセンサーに関しては、まず取り外すだけでも、手に入らない特殊な工具が必要なうえに、大きさも特殊なので、おそらく通常のボトムブラケットに交換することは出来ないと思います。
TB1e非電動化の過去記事
- 【#1】 バッテリー、ヘッドライト取り外し【-2,593g】
- 【#2】バッテリーキーシリンダー取り外し【-219g】
- 【#3】メインスイッチ取り外し【-74g】
- 【#4】配線取り外し【-244g】
- 【#5】回路取り外し【-790g】
パーツ
フロントホイール(700C)
アサヒサイクル(ASAHICYCLE) 自転車 フロントホイール アルミ黒リム 700×28-38c 英式/米式バルブ 3/8芯(15mmナット) 軸長:150mm/エンド幅:100mm #14 291mm XFB70

700C規格のフロントホイール。リムの内側が黒いので、ノーマルに近くて嬉しい。
対応バルブはなぜか英式/米式のみ。穴の小さい仏式はアダプタを用意すれば使用できるが、それも面倒なので米式のチューブを用意した。
スポークはノーマルと同じ36本だが、太さが#13ではなく#14と、細くなっている。長さはカタログスペックで291mm。

軸の太さは15mmと、ノーマルと同じサイズ。
TB1eの元のハブの軸長はおそらく170mmほどあるが、こんな長い軸長のホイールは見当たらなかった。最初は145mmの物を購入したのだが、ギリギリ長さが足りなかった。次に購入したこの150mmで、ギリギリなんとか実用レベルと判断。
付属の取り付けナットはロックナットではなく、普通のナットだった。そのため、取り付ける際はノーマルのロックナットとワッシャーを流用した。取り付け後は、軸がロックナットからうっすらはみ出す程度。
エンド幅は逆にせますぎて、別途用意したワッシャーを左右5枚ずつはさんで強引にサイズ調整。

重量は『1,160g』。
タイヤ(700×32C)
シュワルベ(SCHWALBE) ロードクルーザー 700x32C

『700x32C』規格のタイヤ。ワイヤービードなので折りたたんだ状態ではなく、この状態のまま大きな段ボールに入って届いた。
普段の稼働範囲はちょっとした未舗装路もあるのと、雨の日でも長時間走るので、スリックタイヤではなく、表面も太さも今までに近い物を選択。
このロードクルーザーはサイズが32Cのみ、一種類しかなかった。28Cなど他のサイズにしたくなったら、また別のタイヤを探す必要がある。

環境に配慮した原材料を使用した『GREEN COMPOUND』マーク。
『K-Guard』を搭載し対パンク性能を向上。

空気圧は『4.5-6.5 bar』。進行方向が指定されているので取り付ける際は注意。

重量『555g』。
チューブ(700×32C、米式)
シュワルベ(SCHWALBE) 700×28/45C用チューブ 米式 40㎜バルブ 17AV
シュワルベのタイヤは指定されたチューブのサイズ表があった。わかりやすくて非常にありがたい。その中から米式のストレートの方のバルブを選択。

重量『155g』。
リムバンド(700C)
ブリヂストン リムバンド 27WO 2790015 WO28・WO27・700C用
今まで『27×1-3/8』サイズで使用してきたリムバンドが『700C』にも対応してるので同じ物を使用。

重量『27g』。
ワッシャー(内径10mm 外径20mm 厚さ1.5mm)
Motoforti ワッシャー 内径10mm 外径20mm 厚さ1.5mm ステンレス鋼 20個

新しい前輪を取り付ける際、隙間の調整にこちらを使用。左右5枚ずつ、合計10枚。同じサイズでもっと厚い物があれば5枚ずつなんて使い方せずに済むのだが、今回は急遽という事もあり、これしか見つけられなかった。
工具
空気入れ(米式バルブ対応)
パナレーサー(Panaracer) 自転車 空気入れ 全バルブ対応 ゲージ付き 高圧対応
英式バルブから米式バルブになるので、おのずと米式バルブに対応した空気入れが必要になる。空気圧管理がシビアになるので、空気圧ゲージも必須。今回は元々家にあったこのパナレーサーの空気入れを使用。
タイヤレバー
パークツール タイヤレバー TL-1.2C

タイヤは慣れていれば素手ではめられるが、必要に応じて使用。
レゴブロックのように3本重ねてくっつけておけるのが非常に良い。個人的にタイヤレバーはこれ一択。
ラジオペンチ
パークツール プライヤー(Park Tool) NP-6
ナットのキャップを外す際に使用。
緩ければ手で取れることもあるし、硬すぎればマイナスの精密ドライバーを使用することもあるが、大体の場合はこのラジオペンチを使用している。
ラチェットレンチ15mm
Wera コンビネーションラチェットレンチ 15 073275
前輪の脱着に使用。Weraはサイズごとに色分けされているので使いやすい。
ラチェットレンチ10mm
Wera コンビネーションラチェットレンチ 10 073270
前輪の取り外しに使用。
プラスドライバー#2
Wera プラスドライバー2×100 008720
配線カバーの取り外し、Vブレーキの調整に使用。
先端のサイズ2番、軸長100mm。1番よく使うサイズ。先端のすべり止め加工でしっかり噛んでくれるのでネジに力が伝えやすく、ネジ山をなめにくい。
モンキーレンチ
パークツール アジャスタブルレンチ PAW-12
新しいホイールは右側を締めているときに左側も動いてしまったので、固定するのに手持ちのこちらを使用した。考えてみれば今まで必要なかったのが不思議。
ラチェットでなくていいので、15mmのスパナがもうひとつほしくなった。
六角レンチ5mm
Wera 950SPKL/9SMN マルチカラーヘックスキーセット 073593
Vブレーキシューの位置調整に使用。
色分けされていて管理しやすい。長めなので力が入りやすい。
作業工程
新前輪(700C)組み立て

新しい700Cの前輪を先に組み立てて行く。

リムバンドを取り付ける。バンド状なので、穴の位置を合わせてはめるだけ。

チューブの前に、タイヤの片側をはめてしまう。

チューブを入れる前に、少しだけ空気を入れる。その方がタイヤの中に入れやすい。

バルブの穴の所からチューブを入れていく。

いったんチューブが入った。タイヤはまだ片側が外れている状態。

タイヤをはめる前に、バルブの所でチューブを噛んでいないかを確認。バルブを押したり引いたりしてみる。

大丈夫そう。バルブをまっすぐ引き出す。

ナットをはめる。締め過ぎるとチューブを痛めるので、軽くにしておく。

タイヤを両面はめて、空気を入れて完了。
慣れていれば素手ではめられるが、人によってはタイヤレバーがあるとやりやすいかも知れない。タイヤレバーを使用する場合は、チューブを巻き込んで傷付けないように注意。

重量はシーラントを入れてない状態で『1879g』。

作業が前後するが、最後にリフレクターの移植もしたのでこちらも。どうやって留まってるのか分からないが、思いのほか簡単に取り外せた。

新しいホイールに取り付け完了。
旧前輪(27×1-3/8)取り外し

モーターを含めた、ノーマルの前輪(27×1-3/8)一式を取り外す。
まずはVブレーキのフックを外す。

外した。

左側を外していく。

ラジオペンチでキャップを取る。
硬すぎて取れないときは、マイナスの精密ドライバー等を使用する。

キャップを取った。

ラチェットレンチ15mmでナットを取る。

ワッシャーを取る。

金具を取る。

金具を取った。左側取り外し完了。

次に右側を取り外していく。

プラスドライバー#2で配線カバーを取り外していく。

ネジを外した。

カバーを外した。

台座のネジを外す。

台座を取り外した。

キャップを外した。

軸の前にもう一箇所、ラチェットレンチ10mmで外す。

ボルトを外した。

軸のナットをラチェットレンチ15mmで外す。

ワッシャーを外す。

金具を外す。

金具を外した。

前輪を取り外した。

シーラント60MLを含めた前輪、『4,073g』。

取り外した配線カバー『77g』。
新前輪(700C)取り付け

作業しやすいように本体を逆さまにする。考えてみれば取り外す時から逆さまにすればやりやすかった。

取り付ける際、タイヤの進行方向に注意。

※これは元の前輪のときの、フレームとの隙間。長さにして約1mm。

一方、新しい前輪はこの隙間が非常に大きくなってしまう。原因はTB1eのフレームの幅が大きすぎるため。
その隙間を埋めるため急遽、色々なサイズのワッシャーを購入。あれこれ試した結果最終的に、厚さ1.5mmのワッシャーを左右5枚ずつ使用。フレームとの距離を元と同程度に調整した。
Motoforti ワッシャー 内径10mm 外径20mm 厚さ1.5mm ステンレス鋼 20個

これで取り付けていきますが、決して人様にお勧めできるやり方ではありません。

ここからは元の取り付けパーツを流用します。
念のため、再度タイヤの進行方向を確認しておく。
まず右側。出っ張りのある金具を通した。

元のワッシャーとナットを、とりあえずは手で回し込んだ。

左側も同様。

出っ張りのある金具をはめた。

元のワッシャーとナットをある程度手で回し込んだら、ラチェットレンチ15mmとモンキーレンチで、左右両方から締め込む。片方ずつ締めようとすると、空回ってしまって締められません。
力の要る作業だが、レンチの柄が長いと力が入りやすいので、逆に締め込み過ぎに注意。

締めた。

逆さまを戻した。

タイヤの径が若干変わっているので、Vブレーキシューの位置を調整する。
六角レンチ5mmでブレーキシューを緩めてからフックを掛ける。シューを位置を調整して固定する。
プラスドライバー#2でシューの左右位置を調整する。
詳細はこちらの記事。

取り付け完了。
このあとシーラントを注入しました。











