気付けば配線の外側のビニールが完全に裂けてしまっていた。すぐに補修する必要があったが、これを普通のビニールテープで補修すると、時間の経過とともにノリが溶けてベタベタになってしまう。いろいろ探したところ、配線をまとめたりするのに使用される絶縁テープというのが良いらしい。
絶縁テープにもいろいろ種類があったが今回は一番手に入りやすく手頃な『3M スコッチ 電気絶縁用ビニールテープ 117 黒色 38mmX20m』という製品を使用してみました。
いわゆる普通の黒いビニールテープと比べて表面はサラサラで見た目もマットな質感で良好。泥除けの補修にも使用しましたが今後またボロボロになって来ても、テープの価格が安いので気軽に貼り直しできます。
特にずっと気になっていた泥除けは想像以上に綺麗に補修できて今回非常に満足しています。
絶縁テープには他にもいろいろとラインナップがあります。今回のテープの粘着力は十分か、貼り直すときのベタつき具合など、今後の経過を見てまた考えようと思います。
絶縁テープ
3M スコッチ 電気絶縁用ビニールテープ 117 黒色 38mmX20m
泥除けの補修にも使用するので幅広な製品がほしかった。配線の補修をするにしても幅広の方がやりやすい。
こちらの製品は幅19mmと38mmのラインナップがあり、38mmをチョイス。38mmのラインナップがある製品自体少ないなか、3Mでは一番手頃なのがこの117シリーズだった。色展開が豊富で、購入時点で青、黄色、緑、灰色、黒、ベージュ、白、赤、透明と、9色もの展開があった。
配線の補修
ヘッドライトの配線の外側のビニールが完全に切れて中の配線がむき出しになってしまっている。
切れたビニールの汚れを拭き取って断面を合わせて、『3M スコッチ 電気絶縁用ビニールテープ 117 黒色 38mmX20m』を3cmハサミでカットしてグルグル巻いて作業完了。
泥除けの補修
前輪の泥除けの後ろの端。停めたときなどに塀などに当たってもうボロボロの状態。これを貼り直していきます。
剥がして汚れを拭き取った。
『3M スコッチ 電気絶縁用ビニールテープ 117 黒色 38mmX20m』を8cmカットして、泥除けの表面の高さ半分くらいに合わせて、窪みに沿わせながら貼っていく。
折り返して裏側に貼り付ける部分5箇所をハサミでカットする。下部中央、下部右、下部左、横右、横左の5箇所。両サイドの外側は不要なので切り取る。
切れ目を入れるのは泥除け本体より数ミリ手前にしておくと、切れ目が表側に出ないので綺麗に仕上がると思います。
次に、順番に裏側に折り返して貼り付けていく。裏側も表側同様に、なるべく凹凸に沿わせてピッタリと貼り付けていく。下部中央、下部右、下部左。次に横右、横左。
前輪の作業完了です。ずっと気になっていたのをやっと直せて非常に満足です。
後輪も同様にボロボロなので補修しました。
性能があがるとか軽量化になるとかではないのだけど、見た目を綺麗に整えておくのも非常に大事ですよね。