※このTB1eは2025年2月に経年劣化で配線が断線し、以降はアシスト機能無しで乗っています。
TB1e標準装備のクランクキャップは素材が薄くて、あまり柔軟性も無い。つまり割れやすく、傷つきやすい。
また、外すときに差し込む場所も無く、何でどう外すのが正解なのか分からないくらい、外しづらい。
何度も外して付けてを繰り返しているうちに、傷付いたり割れたりして来ていた。ある日の稼働中、とうとうポロリと外れてしまったので、いよいよ交換となった。
シマノ(SHIMANO)の過去商品のリペアパーツを見つけたのでそちらを使用。今まで抱えていたクランクキャップに関する悩みがすべて解消され、非常に満足のいく結果となった。
パーツと工具
クランクキャップ
シマノ(SHIMANO) クランクキャップ Y1LY13000
マイナスドライバーで簡単にキレイに外せて、装着感も素材の質感も耐久性も良い。やっと見つけた神パーツ。
※1個入りだったので2個購入した。
このクランクキャップは、過去に販売していたクランクセット、「FC-M171-A」、「FC-M171」、「FC-M131」のリペアパーツらしい。
なのでもしかしたら、このパーツもすでに生産終了しているのかも知れない。
マイナスドライバー4.0
Wera ステンレス マイナスドライバー 4.0×100 032003
刃幅4.0mm、軸長100mm。スタンダードなサイズのマイナスドライバー。先端のすべり止め加工でしっかり噛んでくれるのでネジに力が伝えやすく、ネジ山をなめにくい。
取り外し

左側のキャップから外していく。

マイナスドライバー4.0で外す。

キャップを外した。

右側も外していく。

マイナスドライバー4.0で外す。

キャップを外した。
クランクキャップ比較

TB1e標準装備のクランクキャップ、表側。
見た目にも悲しいくらいにもうボロボロ。だがそれよりも、クランクへのハマりが弱くなってしまったのが致命的。

TB1e標準装備のクランクキャップ、裏側。
クランクへハマる部分は非常に薄い。切り欠きがあるが、そこからドライバーなどを差し込める構造にはなっていない。
それぞれに異なる番号が刻印されているが、特に意味は無いと思われる。

TB1e標準装備のクランクキャップ、横側。
若干スリットが空いているが、そこに何かを差し込んで外すようなことは出来ない。

TB1e標準装備のクランクキャップ、2.1g。

シマノ(SHIMANO) クランクキャップ Y1LY13000、表と裏。
1個入りだったので2個購入。
表面は、テカテカだったノーマル異なり、マットな質感。
クランクにハマる部分はノーマルに比べてかなり分厚い。

シマノ(SHIMANO) クランクキャップ Y1LY13000、横側。
切り欠き部分には大きくスリットが空いていて、刃幅4mmのマイナスドライバーを差し込んで外すことが出来た。

切り欠き部分の幅…6mm
マイナスドライバーの刃幅…4mm

これで簡単に外すことが出来る。

シマノ(SHIMANO) クランクキャップ Y1LY13000、1.5g。
明らかに作りがしっかりしているのにこちらの方が軽量という謎。
取り付け

左側。
手で押し入れるだけだが、ノーマルと比べて”しっかりハマってる感”が全然違う。
クランクアームと反対側に切り欠きが来るようにしておくと、外すときに外しやすい。

右側も取り付けて作業完了。

