配達員をしていると自宅から10km以上離れることもざら。なのでなるべくパンク対策はしておきたい。チューブを交換したらシーラント(パンク防止剤)も注入する。シーラントというのは繊維質を含んだ特殊な液体で、パンクをした際、数ミリ程度の穴なら塞いでくれるというもの。もちろん万能ではなくて、大きな釘を踏んだらさすがに無理だろうし、タイヤ側面のパンクには弱いらしい。それでも備えがあるのと無いのとでは大違い。
シーラント(パンク防止剤)
「エバーズ 自転車 パンク防止剤 シーラント 60ml 英」
タイヤ1本に対し一般車は60ml、MTBは120ml。チューブタイヤなら3~6mm程度の穴を塞ぐ効果が期待できる。効果は約3年。1台所持で2年に1回、前後で120mlの使用なら60mlを2個使用するのが良さそう。
一応、2台以上に使用するなら400mlの詰め替え用もあるが、使用期限は未開封で5年。
作業工程
バルブの位置を4時、または8時の位置にする。
バルブを外す。
先端をニッパー等で切る。中身の繊維質が大きめなので穴が小さすぎると詰まって出て来なくなってしまう。今回は徐々に切って行き、これくらいの切断で無事流れた。
液が分離しやすいので注入前にフタをしてよく振って混ぜる。
チューブにシーラントを注入していく。
注入完了。
バルブに栓をしてタイヤをしばらく回転させる。
空気を入れて再度タイヤをしばらく回転させる。
キャップをして作業は終了。あとは実際に乗って、回転と遠心力でチューブの中を行き渡らせる。